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ぐるりのこと。

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ーーーお金無い時に限って好きな服を見つけたり、彼氏なんかいらないってモードになった瞬間出会いがあったり、なんの気なしに観た映画が名作だったりーーー

 

めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい。カナオ(リリー・フランキー)と翔子(木村多江)。ふたりの夫婦の物語。 

 

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心が痛くなっちゃう映画でした。翔子が精神崩壊してカナオが一生懸命なだめるシーンがあるんですが、それがたまんなくて。なんかもう、カナオはぜんぶ分かってて、翔子はカナオが分かってくれてる事を分かってるつもりなんだけど、受け入れる、信じきる勇気が無い。不安で臆病。好きな人を失うのが怖い。

ちょっとメンヘラちっくですが、感情移入しちゃったなあ。人をすきになったり、すきだよって言ってくれる人を信用するのって物凄く勇気がいるし、そういう感情を通わせ続ける事はエネルギーがいる事だと思います。

 

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個人的にお付き合いする人とは割と長く続く方なんですが、どうしても心のどっかで「いつか終わってしまうんじゃないか」的なは悲観的な自分がいるんですよね。好きであればあるほど失うのが怖い。それはもう、相手どうこうって話じゃなくてね。始まりは終わりの始まり的に、刹那に溢れて情緒不安定になるときってないです?あれ、私だけかな?
まあ、とりあえずそんな不安を物凄くリアルに描かれてしまって、ちんたら休憩するつもりが感情がふるふるしてしまいました。奥深くの部分を映像化された様な気がしたんですよね。こうやってブログに書くことも、自分の内側にあるちょっと鬱な部分というか、陰な感情が露呈している様で。ああはずかし。しかし、それほどに共感痛感する描写が多い作品でした。

 

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すきだからいっしょにおるし、いっしょにおるひとにキモチを預けれるっち幸せな事なんやなあ。今日もとなりにおるひとが、いっしょにおってくれることに感謝しようっちおもった作品でした。すきなひとといっしょに人生のおわりをむかえたいなあ。

(リリー・フランキーの北九州寄りの方言が何がかハマっててすきでした)