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アイ・ソー・ザ・ライト

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マイティーソーのロキ役で人気を博した、トム・ヒドルストンが1950年代アメリカでカントリー歌手として活躍したハンク・ウィリアムスを演じた伝記映画。妻のオードロー・ウィリアムスを演じるのは、「フルハウス」でミシェル役を演じたアシュレー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンの妹エリザベス・オルセン。29歳の若さで亡くなり、"ロックの父"と称される偉大な伝説の歌手ハンク・ウィリアムスの半生を彼の名曲と共に描く。

 


「アイ・ソー・ザ・ライト」予告編

 

あらすじ

歌手として成功していたハンク・ウィリアムスは、妻オードリーと共に幸せな日々を送っていた。しかし、同じく歌手として活躍を望んでいたオードリーは夢を諦められず、二人の間には小さな溝ができ始めていた。やがて二人の間には子供が生まれ2人の幸せは再び深まっていく。そんな中、ハンクの歌手としての活動は盛り上がりをみせ、念願だった「ポプリ」への出演が決定する。成功と共に深まる家族との溝、孤独から手を伸ばすアルコールと他の女性たち、秩序正しく活躍を望むレコード会社と温かい父親を求める家族。様々な取り巻きの中で揺れ動きながらも、自分自身であろうとするハンクの葛藤は、伝説の歌を生み出していく…

 

 

みどころ

29歳で亡くなったハンクはたった6年間の活動の中で様々な名曲を発表し、その功績はのちのザ・ビートルズエルヴィス・プレスリーらにも多大な影響を与え、“ルーツ・オブ・ロック=ロックの父”と呼ばれ、称えられました。そんなハンクの名曲を、猛特訓の末歌い上げるトム・ヒドルストンの歌声に注目です。

 あと、ビリー・ジーンと出会うときに来てる音符だらけのスゴイデザインのスーツにもご注目。

レビュー

恥ずかしながら、本作で初めてハンク・ウィリアムスを知りました。作品紹介に目を通して「すごい人なんだな」程度の認識を持って鑑賞しましたが、正直、本作の中ではハンク・ウィリアムスの歌手としての魅力は伝えきれていないのではないかと感じました。伝記映画は、主人公のことを知らない人にこそ、その魅力を伝える役割を担うべきだと思うのです。

 

アーティストとしての魅力の表現には欠ける一方、ハンクの人となりや、成功した人間の光と影でいう影の部分の孤独はとても上手く描かれていると思います。特に夫婦間のやり取りの中でも、お互いにプライドが高く幾度となく衝突します、でも、結局は愛し合い想い合っていて。愛って何だろう的な部分にやるせなさを感じました。遊ぶ相手の女性も大抵子持ちだったりする所にハンクの孤独を感じます。

 

人としてアーティストとして29年間という短い人生を揺れ動きながらも、歌い切った彼の名曲の数々は、カントリーミュージックの温かい音色と共に、切なさや孤独を感じる歌詞でした。ハンク・ウィリアムスを知っている人は彼の伝記映画として、トム・ヒドルストンのファンの人は彼の歌声に酔いしれて、なーんにも知らないよって人は1つの才能をもった1人の男が自分と孤独と戦いながら才能を花開かせる感動のストーリーとして、それぞれの視点で観てみるといいと思います。

 

さいごに

ハンク役のトム・ヒドルストンが誰かと誰かを足して2で割った顔やなあ~。と、鑑賞後3日くらい考えた末出た答えが、Driveやブルーバレンタインライアン・ゴズリングブロークバック・マウンテンナイトクローラージェイク・ギレンホールでした。似てないかなあ?

 

 

10/8~中洲大洋にて上映中

上映スケジュール|中洲大洋映画劇場

 

ハンク・ウィリアムス全集~ジャンバラヤ

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